引越後の荷物整理を素早く終わらせるためのコツ
我が家はここ2年で3回ほど引越をしました。
そのおかげで引越しがかなり上手になり、2人家族で2LDK→2LDKの引越を荷物運搬(引越業者)から後片付けを含めわずか2日で完了させることができました。
この記事では引越後の後片付け、荷物整理を素早く終わらせるためのポイントを紹介します。 一番大事なのは「引越前の事前準備」です。
ポイント
- 引越前に捨てられるものは捨てる
- 引越前に建築図面を入手し家具のレイアウトを決める
- 引越前の状態を写真に撮っておく
- 梱包の際はゾーンごと段ボールにまとめる
- 引越後は家具や荷物整理の順番を意識する
- その他
- まとめ
引越前に捨てられるものは捨てる
荷物が少ないほうが引越の作業も楽です。引越しは不要物を捨てるチャンスでもありますので、長年使っていないものは引越前に捨てると良いです。
いらない書類や服、本、壊れた電化製品等は メルカリで売ったり廃棄物として捨てたりしました。
引越前に建築図面を入手し家具のレイアウトを決める
建築図面とは間取りの寸法が細かく入った設計図です。
アパートやマンションを建てる際に設計士さんが製作する図面で、建築図には部屋の細かな寸法やコンセントの位置が記載されています。(以下に参考図を添付します)
これは物件の契約が済んだ後、仲介業者さんに依頼すると大抵の場合貰うことができます。
建築図面をもとに家具のレイアウトを事前に考えておくと、引越当日に慌てることもありません。
また収納についてもどこに何を収納するかをあらかじめ考えておくと、引越時の荷物の運搬も困りません。他とえば北側のクローゼットには布団やアルバムを収納するといったことです。
引越前の状態を写真に撮っておく
本棚の本の並びやシンク下収納の配置などは引越前の状態を写真に収めておくのがお勧めです。そうすることで、引越後も以前と同じ配置で収納が出来ます。
引越前と近い状態で収納することで、どこに何があるかという感覚的なずれを減らすことが出来るので引越後のストレスを軽減できます。
また梱包者と開梱者が異なっても、以前と同じ様にものを配置できるので、せっかく棚に本を並べたけど以前と違うのでやり直し!ということも無くなります。
意外に引越前の状態は思い出せないので写真にしておくと便利です。
梱包の際はゾーンごと段ボールにまとめる
段ボールへの荷物の詰め方が重要です。
キッチンのものはキッチン用の段ボールへ。押し入れのものは押し入れ用の段ボールへとゾーンごとに収納します。
梱包の際には小さな段ボールを多用し、例えば棚やシンク下の収納ごとで小分けに梱包すると、引越後の荷物整理でとても助かります。
特に本などの重たいものは小さな段ボールで小分けにしたほうが、引越業者さんも、引越後に箱を移動させる自分にとっても楽です。
また、梱包が終盤に差し掛かると、梱包し忘れていたものを適当な箱に入れてしまうことがありますが、どこに何が入っているか分からなくなるので、梱包忘れ用の箱を何箱か作っておくのも良いです。
段ボールには入れた物と行き先を細かく記載することも大事です。
段ボールに一度荷物を入れてしまうと、箱を見てもどこに何が入っているか分かりません。新居で開梱作業を効率的に行うためにも箱には出来るだけ正確に梱包した物を記載しましょう。
また箱の行き先も記載すると良いです。引越業者さんはそれを見て運んでくれるので新居で運び直す手間が減ります。
梱包物と行き先の記載は箱の横面や上面等、出来れば2面以上に記載すると良いでしょう。
引っ越し先で段ボールを重ねて置くと、文字が見えなくなることが多いためです。
引越後は家具や荷物整理の順番を意識する
荷物を整理する順番も大事です。家具のレイアウトが曖昧な状態で荷物の開梱を始めてしまうと整理がつかなくなります。
荷物整理のSTEP1ではまずベッドやソファ、ダイニングテーブル等の大物家具のレイアウトを決めます。
あらかじめ建築図面で検討していた配置に対して、イメージに相違はないかといったことを確認します。通路が思ったより狭い、動線が重なる等々を実際に確認します。
大物家具のレイアウトが決まったら、STEP2として荷物置きや台の組立や高さ調整等を行います。我が家の例で言えば、キッチン下収納の台等を、新居に合わせて微調整します。(下記参考図)
これらが終わったら、STEP3として細かな荷物の収納に移っていきます。
この時、引越前にとった写真を見ながら配置すると便利です。
その他
整理整頓の役割を分担する
我が家では荷物の移動や、開梱と大雑把な整理は力があるけど大雑把な夫が、キッチン下の収納等の細かな整理は細かな性格の妻という風に役割を分担して作業をしています。
インフラの手配は事前に済ませておく
電気、ガス、水道、インターネットの手配は事前に済ませて起きましょう。
引越当日にガスが点かないと荷物の整理どころではありません。
我が家では事前に価格.comでお得な料金プランを検討し、前もって手配するようにしています。
価格.com - 電気料金比較|新電力プランを比較して電気代を節約
まとめ
引越後の後片付けを素早く終わらせるためのポイントを紹介しました。
いかに引越前の準備をきちんとやるかで引越後の負担も変わってきます。
事前の準備は面倒ではありますが、効果は絶大ですのでよろしければ参考にしてください。